カウント関数の特徴と計算結果の比較
COUNT関数の種類は1つだけではありません。
この記事を読むと数字、文字、空白セルなどあらゆるものをカウントできるようになります。
COUNT関数の種類
COUNT(カウント)
数字が入力されているセルだけを数えます。
【入力例】=COUNT(A1:A5)
COUNTA(カウントエー)
数字と文字が入力されているセルを数えます。
エラーメッセージや空白文字(スペースなど)も含みます。
【入力例】=COUNTA(A1:A5)
COUNTBLANK(カウントブランク)
空白セルを数えます。
エラーメッセージや空白文字(スペースなど)も含みます。
【入力例】=COUNTBLANK(A1:A5)
COUNTIF(カウントイフ)
条件に合うセルだけを数えます。
検索条件が英語の場合、大文字と小文字の区別はされません。
【入力例】=COUNTIF(A1:A5,”○”)
計算結果の違い
次のA列(A1:A7)に対してそれぞれの関数を使い、結果を比較してみます。
COUNTIFの検索条件は「tokyo」とします。
A | |
---|---|
1 | 89 |
2 | tokyo |
3 | 東京 |
4 | ー |
5 | TOKYO |
6 | |
7 | 0 |
計算結果
- =COUNT(A1:A7)の結果は 2
- =COUNTA(A1:A7)の結果は 6
- =COUNTBLANK(A1:A7)の結果は 1
- =COUNTIF(A1:A7,”tokyo”)の結果は 2
まとめ
- COUNT関数にはおもに4つの種類がある
- 数字が入力されたセルだけを数えるときはCOUNT
- 数字と文字が入力されたセルを数えるときはCOUNTA(エラーメッセージやスペースも含まれる)
- 空白セルを数えるときはCOUNTBLANK(エラーメッセージやスペースも含まれる)
- 条件に合うセルだけを数えるときはCOUNTIF(英語の大文字・小文字の区別はない)