分かっている側の人間を演じ続けて

静かな部屋で一人パソコンとにらめっこ。やることは実家にいた頃と何ら変わらない。

じゃあ別にここじゃなくてもいいんじゃないともう一人の自分がぶっきらぼうに言う。君はいつだって正しいよ。でもね、今はここにいたいんだ。

自然に寄り添った丁寧な暮らしを夢見ていた。でも実際にやってみると、物臭な自分にはてんで向いてないってよく分かった。手作りは確かに楽しいんだけど、それが続くとちょいとしんどいよね。

オーガニックという名のブランド品を買い漁り「分かっている側の人間」を長らく演じ続けてきて分かったことが一つある。それはヤマザキの菓子パンはやっぱり美味いということ。

何でもほどほどが一番。