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一人が好きだと思ってた

個人ブログ自選その109
2024年9月2日投稿分より

台風10号とともに両親は去っていった。
あっという間の10日間だった。

いつか本当に別れるときが来るんだよなぁと、
駅で見送りながらふとそんなことを考えた。
そしたら何だか無性に怖くなった。

一人になって少しは強くなれたと思っていた。
一人が好きだと思っていた。
一人でも寂しくないと思っていた。
でも、ぜーんぜんそんなことなかった。

玄関をがらりと開けてただいまと言う。
もう返事はない。
今日からまた一人。

祭りの後の静けさは今でもやっぱりまだ慣れない。
分かり合えないと知った上で、それでもとにかく伝え合う。
黙っているよりその方がよっぽど面白いと気付いた。

共に生きるパートナーをちょっと真剣に探してみようと思った。
こうして36回目の夏はちょっぴりおセンチに過ぎていった。

こんなような話をあの時本当は旧友にもしたかった。
まだまだ素直になれないお年頃です。

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