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あの頃のぼく

個人ブログからの自選シリーズ。

書きたいことはあるのにどう書いたらいいか分からない。そういえば前にもこういう経験あったな、と思ってブログを最初から読み返すことにした。

文体を見ればその当時何に影響を受けていたかがすぐに思い出せる。まるで地層のように。簡単な言葉で短く簡潔に書く。あの頃のぼくにはそれができていた。何も知らなかったのに?いやそうじゃない。それしか知らなかったから。

知っていることは増えた。でも知っていたことは忘れてしまった。そして、あのままで良かったんだと知った。でも忘れていたことを知れたならもうそれで十分。

だってぼくはぼくのままだから。

昔の自分はこんな感じのポエムをつらつらと書き綴っていた。今見ると恥ずかしい限りだけどあの頃の感受性はやっぱり忘れたくないとも思う。

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