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最も不幸なこと

個人ブログからの自選シリーズ。

ふと開け放した窓から心地よい風がふわっと入ってきた。思いっきり呼吸をしてみたら何だかとても幸せな気分になった。

思うに最も不幸なことは、幸せはずっと遠くにあるものと思い込んでしまうこと。幸せになるために、必ずしもどこかへ行ったり何かを手に入れる必要はない。

これからの生活を考えると不安は尽きない。だからといって不安を抱えたまま生きていたくもない。欲張りすぎず地に足付けて、まずは目の前のやるべきことに集中。

相変わらずお金にならない仕事ばかりしているが、こうして誰かに必要とされることはとても有り難いことだ。やりがい搾取と言われたらそれまでだが、本人にはちっともその自覚はないのだからこれでよい。

お金は確かに必要なものだ。生きる上でどうしても欠かせない。でもそれだけが目的になってはいけない。会社員時代に学んだことは、経済力と幸福度は比例しないということ。むしろ給料が上がるほど幸福度は下がっていったようにすら感じる。

安定は薬にもなれば毒にもなる。摂り過ぎれば中毒になる。知らず知らずのうちに安定中毒に陥っている方は多い。見た目も行動も全く正常なので本人も周りの人も気付かない。不満がないという不満があるなら少し気をつけた方がいい。

不安定だからこそ気付ける喜びもある。

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