
個人ブログからの自選シリーズ。
物語を書くと考えれば物語に囚われる羽目になる。無難にまとめられたそれに一体何の価値があるだろう。そういう予定調和的なものにはもう飽き飽きしている。
といってそれを否定するのもまた違う。否定とは存在の肯定。ただ形を変えただけで結局は囚われていることに変わりない。何かに対する反動であってはいけない。奇をてらうことが目的になってもいけない。そんなまがい物に騙されるほど大衆はばかじゃない。
ではどうすればよいか。固定観念から離れること。世に出回った作品たちの後追いをしないこと。そして最も大事なことは、頑張らないこと。自分の頭で考えれば考えるほど画一的なものが出来上がる確率が増すだけ。とにかく、あきらめて自然にまかせるだけ。
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