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瞑想への執着

個人ブログからの自選シリーズ。

自分が思うよりも自分は善い人間ではないことに薄々気が付き始めている。

いくら高尚なことを考えていても結局のところそれはただの独り善がりな現実逃避に過ぎず、定められた枠組みの中で日々自分を押し殺しながら働いているサラリーマンの方がよっぽど偉大で社会の役にも立っている。

瞑想をしている間は不安や迷いは一切消えて無くなる。瞑想を終えた途端、それらは一気に襲い掛かってくる。つまりはそれを避けるために瞑想に執着しているだけである。

何物にも偏らず、感情にも従わず、主義にも走らずに。

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