秋ってどうしてこんなに悲しくなるんだろう。特に悲しいことがあったわけでもないのに。まるでエンドロールを眺めているような気分。
また退屈がやって来た。いまさら別に何とも思わない。どうせ僕にできることなんて何もないのだから。
世界は相変わらず忙しなく動いてる。その間も僕は部屋で一人のんびり過ごしてる。何周遅れたのかももう分からない。他人が皆偉人のように見える。僕の存在はあの時々やって来る蜜蜂と何も変わらない。
全てがどうでも良くなっている。こうなってしまったら成す術はない。ただ放っておくしかない。他人の粗探しばかりしているからこんな目に遭う。自信がないなら素直にそう認めればいい。他人を巻き込むことなく。
とにかく今はエンドロールの続きを眺めていよう。席を立つのはそれからでいい。
個人ブログ自選その82
2022年10月12投稿分より
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