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情欲はしぶとい

個人ブログからの自選シリーズ。

情欲はなぜこうにもしぶといのだろう。撒いても撒いてもすぐにべっとりと絡まってくる。まるで精液のように。

そもそも私は何に対して欲情しているのか。それは他ならぬ女体に、である。冷静に考えてみればただの肉塊だ。そこにいやらしさはない。

突き詰めていくと、いやらしい対象がどこかにあるのではなくて、いやらしいと感じる心がただここにあるだけなのだと気付く。原因は私自身にあった。

最も有効的な手段は、見ないこと。これに尽きる。とはいえそれが一番難しいんだけども。

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