個人ブログからの自選シリーズ。
今日は祝日。家で大人しくマトリックス3部作を観ることにした。以下観終えたあとの雑感。
プログラムはただ言われた通りに処理をする。その処理にどんな意味があるかは開発者だけが知っている。プログラム自体がそれを知ることはできないしその必要もない。この開発者とプログラムこそが即ち神と万物の関係性である。だから人間はどうあがいても神にはなれない。
私は今、自分の意志でこの文章を書いていると思っている。でも実際には書いていない。書かされているのをただ眺めているだけ。そしてそれをさも自分の意志で書いていると思わされている。物事は全て自然的かつ自動的に起こる。それを受け入れる以外、私にできることは何もない。
仮に受け入れないという選択をしたとしてもやはりそれは「受け入れない選択をした」ことによって受け入れたことになる。これはただの運命論だろうか。そうかもしれない。でもそれ以外に私に言えることは何もない。
私は私自身のことをどこまで知ることができるかを知りたいと願う。知ってどうするのかさっぱり分からないが、とにかく今は無性にそれを求めている。その願いはいずれきっと叶うだろう。無論、それは私によってではない。
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