他人は鏡

個人ブログからの自選シリーズ。

他人のことを悪く言えば言うほど、傷付くのは自分自身。

世の中には本当に色々な人がいる。考え方や価値観は人それぞれ。人間関係とはそれを認め合う作業に他ならない。我を押し通すだけでは何も進展しない。

必要なのはほんの少しの理解と共感。しかしいざやろうとすると実に難しい。それに比べれば指摘したり非難することははるかに簡単。だからほとんどの人は進んでそれをやる。そのくせ責任を取ることはしない。

言葉一つで人は簡単に絶望する。しかし発した言葉は一方通行ではない。必ず巡り巡って自分に返ってくる。だから取り扱いには十分気を付けないといけない。自分の身に起こる出来事の原因は全て、自分自身にある。悲劇に偶然はない。

他人の欠点を見ると確かに安心できるかもしれない。しかしそれ自体が自分にとっての欠点だということも忘れてはならない。いつだって他人は自分を映す鏡なのだから。