
個人ブログからの自選シリーズ。
死が迫って来るとほとんどの人は何かを残すべきだったと感じるものらしい。でも残せたとして一体どうするんだろう。あの世には持っていけないのに。いや逆か。自分が死んだ後も残り続けることが嬉しいみたいな。
そんなことを思いながら、放ったらかしの小説を再び書き始めた。最後に書いたのは1月24日。気付けば3週間近くも経っていた。その間はずっとサイト作りに勤しんでいた。時間はいつだって疲れ知らずで全速力。
ひとまず最初から読み直してみることにした。そして思い浮かんだことをそのまま加筆した。頭で考えないように気を付けながら。捏ねれば捏ねるほど不自然になる。余計な解釈は加えずぱっと吐き出す。私はあくまで書記係。
書き終えて一服。ああ、やっぱり書くって良いものだ。まさに心のデトックス。今は何の悩みも憂いもない。継続あるのみ。
こうして結局、私もまんまと何かを残そうとしてしまっているというベタなオチ。
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